二階建ての間取りを考えてみました
更新日:2022年3月11日
二階建ての間取りを考えてみました
設計される方で間取りの作り方は異なります。あくまで参考程度です。
敷地に余裕がない場合や敷地の形に特徴がある場合、二階建ての住宅をプランニングさせて頂くことが多いです。平屋建てに比べ、階段スペース等を確保する必要はありますが、シンプルな総二階はコストを抑えられるなどもあり人気があります。今回も、5LDK以上の間取りはあまりないので、6LDKで、延べ床140㎡以下の間取りを一から考えてみます。
仮想の条件を整理してみます
敷地の接道、方位を確認します。進入路の位置で間取りは変化します。
進入路、排水などを確認しながら、建物・駐車・駐輪の配置をイメージします。
おおまかなゾーニングをします。
ここでのゾーニングとは、ゾーンの区画分けのことをいいます。
動線などを考えます。
LDKを中心とした生活動線にしてみます。二階建ての場合、子供室は二階に配置する場合がほとんどです。お子様の生活スタイルを把握しやすくするためLDKや寝室近くに階段スペースを配置します。詳しくゾーニングして、モデュールを決定します。
モデュールは寸法の間隔です。グリットという場合もあります。徳島県・香川県・愛媛県の木造住宅は、1000・985・950・910㎜の寸法で間取りを計画されることが多いです。
耐震・採光・換気・立面のイメージなどを考えながら、手書きで図面を考えます。
調整をおこない、図面として仕上げます。
延べ床面積が132.48㎡の間取りが出来上がりました。サンプルプランですが耐震等級3、省エネ基準ZEH相当になるよう微調整しています。
ゆとりのある収納スペースを、とれているか確認してみます。
イメージしやすいように、鳥瞰パースで見てみます。
内観パースでも確認してみます。
いい感じに今回の間取りも出来上がりました。
最後まで見ていただき、ありがとうございます(^^♪
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